不退寺

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    不退寺
    [不退寺(ふたいじ)は、奈良市法蓮町にある真言律宗の寺院。本尊聖観世音菩薩(業平観音とも呼ばれる)。山号は金龍山。寺号は詳しくは不退転法輪寺と称する。仁明天皇願を受け、在原業平が開基したとの由緒から「業平寺」とも呼ばれる。奈良市街北部に位置し、南方を関西本線が斜めによぎる。境内には四季折々、レンギョウ椿カキツバタなどが咲き乱れ、晩秋には紅葉ナンテンなどが見られる。
    境内
    ●南門(重要文化財) – 鎌倉時代末期、正和6年(1317年)の建立で、切妻造・本瓦葺。冠木上には笈形調の装飾が見られる。1934年(昭和9年)の修理時、多くの墨書銘が確認された。
    ●本堂(重要文化財) – 南北朝時代から室町時代前期の建立。正面5間、側面4間。寄棟造・本瓦葺。正面3間、側面2間の身舎(もや)の周囲に1間の庇をめぐらした(三間四面)古代以来の平面形式をもつが、堂内に入ると、奥の内陣と手前の外陣(礼堂)に区画された中世仏堂に一般的な形式となっている。正面と背面の頭貫(かしらぬき)は、中央の柱間の部分のみ、ゆるいカーブを付けて虹梁形としており、この形式の早い例とされる。
    多宝塔(重要文化財)-鎌倉時代のもの。現状は宝形造単層の仏堂にみえるが、元は二層の多宝塔であった。「大和名所図会」によれば、寛政年間には檜皮葺きの上層部があったが、江戸時代末期か明治時代初期に取り払われ、現在は初層のみが残っている。
    本堂(重要文化財)・wikipedia-photo、境内 多宝塔を望む・wikipedia-photo  (wikipedia・不退寺より)]

    大和名所図会. 巻之1-6 / 秋里舜福 [著] ; 竹原信繁 画」・「不退寺」(2-29)、「不退寺解説・右ページ7項目め」(2-28)

    春日野の若菜の摺衣」(1-7)

    [主人公の恋愛を中心に描かれた、平安時代の『伊勢物語』の冒頭シーンとして知られる場面です。絵の左上に、在原業平の歌「春日ののわか紫のすり衣忍ぶのみだれかぎりしられず」が添えられています。
    屋敷にいる女性。柵越しに覗き見て、熱く視線を送る業平。右上には野や川に遊ぶ鹿が5頭。昼ドラのような恋愛劇が始まりそうな雰囲気。春日野で見た美しい女性に心乱れる業平なのでした。在原業平は平安時代初期~前期の貴族・歌人。平城天皇の孫にあたり、『伊勢物語』の主人公とされています。また、六歌仙(『古今和歌集』に記された代表的な6人の歌人)、三十六歌仙(平安時代の和歌の名人)にも“選出”されています。奈良市の不退寺は、平城天皇が譲位した後に隠棲した御所跡に業平が創建したと伝わる、業平ゆかりの古刹。本尊の聖観世音菩薩は業平の作といわれ、業平観音とも呼ばれています。境内では花々や紅葉が四季を彩り、「南都花の古寺」として親しまれています。  (「『大和名所図会』今昔めぐり ①春日野の若菜の摺衣 – 奈良ぶらり」より)]

    不退寺 – Google Map 画像リンク」、「不退寺多宝塔 – Google Map 画像リンク」、「不退寺本堂 – Google Map 画像リンク

    カメラ北方向が不退寺山門です。

    不退寺山門内のカメラです。

    不退寺本堂前のカメラです。