洞の地蔵石仏 [建長六年地蔵]

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洞の地蔵石仏 [建長六年地蔵]
[奈良市三笠山麓町。安山岩(カナンボ石)製。若草山麓の南に水谷川(みやがわ)が流れるが、その流れに沿って上がると、紅葉の名所として知られる洞にでる。月日亭という料亭の手前の左手の小高い所に倒れたままの地蔵があり、洞の地蔵と呼ばれている。安山岩製、高さ120cmの板状自然石の表面に、蓮華座に立ち、頭光背を負う像高75cmの地蔵を薄肉彫りする。硬質のカナンボ石(黒色安山岩)を使っていて、薄肉ではあるが、よく姿が鮮明に残っている。表情が引き締まり、衲衣の表現ものびやかで写実的であり、優れた造形である。右手に錫杖、左手に宝珠を持つが、その指先や足先の表現にも、生き生きとしたところがあり、鎌倉中期の作風をよく示している。像の両側に刻銘がある。
六年八月日
  勧人 多聞丸  (「洞の地蔵石仏 [建長六年(1254年)地蔵] – Wix.com」より)]

カメラ北方向中腹に石造群があり、そこに地蔵石仏 [建長六年地蔵] があります。