待兼山

マーカーは待兼山です。

待兼山
[待兼山(まちかねやま)は、大阪府豊中市池田市箕面市にまたがる千里丘陵の山。標高77.3m。「待兼山町」として豊中市の地名にもなっており、その面積の大半を大阪大学豊中キャンパスが占め、その周りは閑静な高級住宅街となっている。
古くは歌枕ともなった由緒ある山。『枕草子』の「山は」の項や、『古今和歌六帖』『詞花和歌集』『新古今和歌集』『夫木和歌抄』などにも登場する。
  津の国の 待兼山の 呼子鳥 鳴けど今来(いまく)と いふ人もなし - 古今和歌六帖
  こぬ人を 待ちかね山の 呼子鳥 おなじ心に あはれとぞ聞く 肥後 - 詞花和歌集
  夜をかさね 待ちかね山の 時鳥 雲井のよそに 一声ぞ聞く 周防内侍 - 新古今和歌集
  夜もすがら 待兼山に 啼く鹿は 朧気にやは 声をたつらん 源俊頼 - 夫木和歌抄
かつては褐鉄鉱の一種である高師小僧「待兼山石」を産出した。山頂付近には、大正天皇行幸を記念した石碑が立っている。
1926年(大正15年)、山上に旧制浪速高等学校が設立され、現在もその後身の大阪大学石橋団地(通称豊中キャンパス)が立地する。そのため「待兼山」は阪大の代名詞となっている。
中山池から待兼山を望む。中央付近が頂上。画面左に阪大坂の街灯が見える。wikipedia-photo

  (wikipedia・待兼山より)]

摂津名所図会. [前,後編] / 秋里籬嶌 著述 ; 竹原春朝斎 図画」-「7巻28・待兼山

カメラ位置は大阪大学豊中キャンパス石橋門で、カメラ北西方向が待兼山になります。