マーカーは天太玉命神社です。
天太玉命神社
[天太玉命神社(あめのふとたまのみことじんじゃ)は、奈良県橿原市忌部町にある神社。式内社(名神大社)で、旧社格は村社。
当地は現在も地名を「忌部」と称するように古代氏族・忌部氏の本拠地であり、忌部氏の祖神である天太玉命を祀る当社は、その氏神として祀られていた。
国史では、貞観元年(859年)には従五位上の神階に叙せられているほか、貞観10年(868年)には飛鳥神の四裔神の記載がある。また『延喜式』神名帳では大和国高市郡に「太玉命神社四座 並名神大 月次新嘗」として、名神大社に列するとともに月次祭・新嘗祭で幣帛に預かった旨が記載されている。
忌部氏は朝廷の祭祀を司る氏族であったが、同じ祭祀氏族の中臣氏の権勢に押され、平安時代以降は目立った事績は見られず衰微した。
嘉吉元年(1441年)の興福寺官務牒疏に当社の記載があり、「太玉命社」として興福寺の配下に属し神宮寺の蓮光寺もあったとされるが、江戸時代に入り衰微したものと見られている。
近世に入り、当時「春日社」を称していた当社を、松下見林が神名帳に見える「天太玉命神社」に比定して『太玉命社記』を著した[3]。
明治になり、近代社格制度において村社に列した。
神階
貞観元年(859年)1月27日、従五位下から従五位上 (『日本三代実録』) – 表記は「太玉命神」。
境内入り口・wikipedia-photo
本殿・wikipedia-photo
ウィキメディアコモンズには、天太玉命神社の画像またはその他のファイルが含まれています。 (wikipedia・天太玉命神社より)]
カメラ北方向が天太玉命神社です。