東の平田家(旧旅籠・八木札の辻交流館)

マーカーは東の平田家(旧旅籠・八木札の辻交流館)です。

東の平田家(旧旅籠・八木札の辻交流館)
[平田家は古代大和の主要道路「下ツ道(しもつみち)」と「横大路(よこおおじ)」との交差点である「八木札の辻」を挟んで西側の平田家、東側の「平田家」が向かい合って立地し、いずれも江戸時代旅籠(はたご)の風情(ふぜい)を残している建物です。
江戸時代中期以降「八木の札の辻」界隈は、伊勢参りや大峯への参詣巡礼などで、特に賑わっていたと推測されています。平田家に保存されている古文書『大阪浪速講 伊勢道中記 御定宿附(おおさかなにわこういせどうちゅうきおさだめやどふ)』は大阪から伊勢に至る約60軒の旅籠を記した当時のガイドブックで、平田家は、『八木 木原屋(きはらや)嘉右衛門』として紹介されています。また『西国三十三所名所図会』の『八木札街』にも中央に高札、現在も残存している六角形枠の井戸を中心とした町の賑わいを表現されています。絵図には東の平田家と西の平田家が描かれており、どちらも南側が入母屋造で、2階街道筋に手摺りが回されている様相は、今もその面影をよく残しています。絵図は1853年(嘉永6)に描かれているので、少なくともそれ以前からあった、と考えられます。  (「橿原市/東の平田家(旧旅籠)」より)]

大和名所図会. 巻之1-6 / 秋里舜福 [著] ; 竹原信繁 画」・「ほのぼのと春こそ空にきにけらし天の香具山霞たなびく 太上天皇」(6-19)

橿原市/八木札の辻交流館」、「八木札の辻 – Google Map 画像リンク

橿原市立 八木札の辻交流館 – Google Map 画像リンク

カメラ位置は八木札の辻で、カメラ北東方向が東の平田家(旧旅籠・八木札の辻交流館)、カメラ北西方向が西の平田家です。

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