猪名野神社

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猪名野神社
[猪名野神社(いなのじんじゃ)は、兵庫県伊丹市宮ノ前にある神社。戦国時代には有岡城総構えの北端に位置し、「岸の砦」が置かれていた場所にある。また、江戸時代の伊丹郷町の北端でもある。旧社格は県社。境内は有岡城跡の一部として国の史跡に指定されている。
言い伝えによれば、孝徳天皇の時代に猪名寺(現・尼崎市猪名寺)に創建されていたものが、延喜4年(904年)に現在地に遷座したという。
伊丹郷町の氏神で古くは「野宮(ののみや)」「天王宮」「牛頭天王宮」などと呼ばれていた。
戦国時代には荒木村重が居城である伊丹城を総構えを持った有岡城に大改造したが、その際当社は有岡城の総構えの一部として取り込まれた。当社の境内に有岡城最北端の砦である「岸の砦」が築かれ、有岡城の戦いの際には渡辺勘大夫が守っていたが、最後は陥落している。
寛文元年(1661年)に伊丹一帯は近衛家の所領となっていることから、貞享2年(1685年)に近衛基煕が本殿の玉垣を再建している。現在の本殿は翌貞享3年(1686年)に再建されたものである。
明治2年(1869年)の神仏分離により、観音堂・地蔵堂および仏教関係の諸記録等を金剛院に移し、野宮から猪名野神社と改称され、後に県社に列せられた。
境内には酒造家・商人の寄進した石灯籠が98基あり、一番古いものは寛永20年(1643年)、狛犬の台座は明和5年(1768年)に作成されている。

鳥居・wikipedia-photo

拝殿・wikipedia-photo

本殿・wikipedia-photo

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摂津名所図会. [前,後編] / 秋里籬嶌 著述 ; 竹原春朝斎 図画」-「8巻28・伊丹野宮牛頭天皇

猪名野神社参道前のカメラです。

猪名野神社境内門前のカメラです。

猪名野神社境内拝殿前のカメラです。