竹芸有馬籠くつわ

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竹芸有馬籠くつわ
[会社創業は1912年(大正元年)であるが、その歴史はかなり古く、千利休豊臣秀吉の命を受け作られた茶籠の資料が残っている。
戦後、プラスチック商品等の影響を受け有馬籠の生産は著しく衰退した為、現在この文化を継承し商品を生産するのは、同社だけとなった。
同社製作の茶籠は、茶道会で流派を問わず大変良い評価を得ているが、最近ではパンを入れる籠などの日常生活につながる商品も製作している。
有馬温泉内のホテルや旅館の大半がその商品を販売している。同温泉内の和雑貨店招き屋はこの姉妹店であるが有馬籠は販売しておらず、あくまでも雑貨店のようだ。  (wikipedia・竹芸有馬籠くつわより)]

[人形筆・籠・楊枝は有馬の名産品である。人形筆は、筆をおこすと中に仕込まれた小さな人形が現れるからくり仕掛けの筆で、1683(天和3)年の『新版 有馬名所鑑』に、有馬名物の中で一番人気の商品として取り上げられている。編んだ籠を代表する竹細工も人気で、文箱、硯箱をはじめ様々な美しい容器を取り扱っていた。みやげ物を買い求める習慣は江戸時代も同じで、有馬温泉での逗留中、留守番の家人や友人のためにあれこれと品定めをしていたのであろう。当時は自分の手で持ち帰る必要があったため、美しく、軽く、実用に耐えるこれらの商品が 人気だったと思われる。  (「名所めぐり:人形筆・籠・楊枝 | 兵庫県立歴史博物館:兵庫県教育 …」より)]

摂津名所図会. [前,後編] / 秋里籬嶌 著述 ; 竹原春朝斎 図画」-「12巻19・呉竹有馬籠

[絵図は一の湯前と思われます、かけ流しの温泉を再利用するのか汲み上げ搬送しています。その前の店はお土産店で、有馬籠の販売をしています。呉竹とはハチク(淡竹)のことです。]
[ハチク(淡竹)はマダケに比べて強靭さは劣るが割り竹には適している。茶筅にするには竹材の先端を80から120等分する必要があるが、割り竹に適したハチクの特権といわれている。茶道用具では花器にも利用される。枝が細かく分枝するため竹箒としても利用される。正倉院の呉竹笙、呉竹竿、彫刻尺八、天平宝物の筆などはハチク製と鑑定されている。また、内側の薄皮は竹紙と呼ばれ、笛の響孔に張り音の響きを良くするほか、漢方薬としても使用される。  (wikipedia・ハチクより)]

日本山海名物図会」(巻の四 – 12ページ・有馬籠細工)

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