笠置寺

マーカーは笠置寺です。

笠置寺
[笠置寺(かさぎでら)は、京都府相楽郡笠置町にある真言宗智山派の仏教寺院。山号は鹿鷺山(しかさぎさん)。本尊弥勒仏。開基は大友皇子または天武天皇と伝える。歴史的に南都(奈良)の東大寺興福寺などと関係が深く、貞慶などの著名な僧が当寺に住したことで知られ、日本仏教史上重要な寺院である。また、境内は鎌倉時代末期、元弘の乱の舞台となったことで知られる。
笠置寺は京都府の南東部、奈良県境に位置する笠置町にあり、東西に流れる木津川の南岸、標高289メートルの笠置山を境内とする。笠置は奈良方面からの月ヶ瀬街道と、京都方面から伊賀へ向かう伊賀街道の交わる地であり、地理的にも歴史的にも南都(奈良)との関わりが深い。また、平城京の宮殿や寺院などの建築用材は木津川の上流から舟で運ばれたとされており、笠置は水陸交通の要地であった。
笠置寺は磨崖仏(自然の岩壁に直接彫り刻んだ仏像)の巨大な弥勒仏を本尊とする寺で、平安時代以降、弥勒信仰の聖地として栄えた。笠置山は、標高は300メートルに満たないが、山中の至るところに花崗岩の巨岩が露出し、古くから山岳信仰、巨石信仰の霊地であったと推定されている。日本では太古から山岳、滝、巨岩、巨樹などの自然物が崇拝の対象とされ、巨岩は磐座(いわくら)などと呼ばれて、神の依代(よりしろ)、すなわち目に見えないカミの宿る場所とされていた。笠置山はこうした巨石信仰、山岳信仰が仏教思想と結び付き、山中の巨岩に仏像が刻まれ、次第に仏教寺院としての形を整えていったものと推定されている。
元弘元年(1331年)8月、鎌倉幕府打倒を企てていた後醍醐天皇は御所を脱出して笠置山に篭り、挙兵した(元弘の乱)。笠置山は同年9月に落城、後醍醐は逃亡するが捕えられ、隠岐国へ流罪になった。この戦乱時の兵火で笠置寺は炎上し、弥勒磨崖仏も火を浴びて石の表面が剥離してしまった。
寺は暦応2年(1339年)に再興されるが、文和4年(1355年)再び焼失。永徳元年(1381年)には本堂が再興されるが(文明14年・1482年の勧進帳)、応永5年(1398年)に焼失するなど、再興と焼失を繰り返すが、以後、最盛期の規模が復活することはなかった。
元和5年(1619年)、笠置は伊勢国津藩の所領となった。藩主藤堂高次慶安年間(1648 – 1652年)に笠置寺本堂を再興した。しかし、近世末には衰退して明治時代初期には無住となってしまった。現在の寺は明治9年(1876年)に再興されたものである。
山門をくぐると本坊、毘沙門堂(2004年建立)、収蔵庫、鐘楼(コンクリート造)などが建ち、その奥に一周約800mの修行場がある。修行場には「胎内くぐり」「蟻の戸渡り」「ゆるぎ石」などと名付けられた岩が点在しており、途中に弥勒磨崖仏(現在は光背を残すのみ)、正月堂(弥勒磨崖仏の礼堂)、石造十三重塔、虚空蔵菩薩磨崖仏、後醍醐天皇行在所跡などがある。
2016年5月23日、御蓋山山頂の春日大社摂社本宮神社(ほんぐうじんじゃ)の社殿が、当寺鎮守の椿本護王宮の隣に移築され、春日明神社として再興されることとなった。鎌倉時代貞慶により勧請された春日明神社であるが、元弘の乱で焼失の後今日まで再興されておらず、685年ぶりの再興となる。
山門・wikipedia-photo、本尊の弥勒磨崖仏(現在は光背の形が残るのみ)・wikipedia-photo、正月堂(本尊弥勒磨崖仏の礼堂)・wikipedia-photo、胎内くぐり・wikipedia-photo、太鼓石・wikipedia-photo、ゆるぎ石・wikipedia-photo、石造十三重塔・wikipedia-photo、虚空蔵菩薩磨崖仏・巨石に光背が穿たれ虚空蔵菩薩像が線刻されている。・wikipedia-photo  (wikipedia・笠置寺より)]

笠置寺ウエブサイト」 – 「境内案内図

都名所図会」・「巻之五 前朱雀再刻 笠置寺」、「巻之五 前朱雀再刻 笠置寺解説
笠置寺(拡大図)

拾遺都名所図会」・「巻之四 前朱雀 笠置山名石之細図
笠置山名石之細図(拡大図)

笠置寺 – Google Map 画像リンク」「笠置寺 毘沙門堂 – Google Map 画像リンク」「大師堂 – Google Map 画像リンク」「笠置寺 正月堂(本堂) – Google Map 画像リンク」「笠置寺千手窟 – Google Map 画像リンク」「笠置寺弥勒磨崖仏 – Google Map 画像リンク」「笠置寺伝虚空蔵磨崖仏 – Google Map 画像リンク」「笠置寺胎内くぐり – Google Map 画像リンク」「貝吹き岩 – Google Map 画像リンク」「ゆるぎ石 – Google Map 画像リンク

笠置寺境内参道口のカメラです。

笠置寺 毘沙門堂前のカメラです。

春日明神社前のカメラです。

笠置寺 正月堂(本堂)前のカメラです。

笠置寺 正月堂(本堂)西側の笠置寺弥勒磨崖仏前のカメラです。

笠置寺伝虚空蔵磨崖仏前のカメラです。