マーカーは綱敷天満宮です。
綱敷天満宮
[綱敷天満宮(つなしきてんまんぐう)は、兵庫県神戸市須磨区にある神社(天満宮)。旧社格は村社。
創建は菅原道真が大宰府への左遷の途上で立ち寄りその際に地元の漁師たちが綱で円座を作ったという伝承から、天神信仰の広まりに合わせて979年(天元2年)に祀られたことに始まるとされている。なお、他の綱敷天満宮と同様の伝承が遺されている。
社殿正面・wikipedia-photo
(wikipedia・綱敷天満宮_(神戸市)より)]
「摂津名所図会. [前,後編] / 秋里籬嶌 著述 ; 竹原春朝斎 図画」-「10巻14・綱敷大神頼政薬師」
[図会右ページ左下に「天神」と記述され、左ページ右下に鳥居が描かれている場所が綱敷天満宮で、「天神」上に「すま寺中門より三町松原」と記述され、上方向が須磨寺参道になります。その右上方向に「よりまさやくし(頼政薬師・浄福寺)」と記述されています。左ページに源光寺と記述されています。ここは「源氏物語」の主人公光源氏(※架空の人物であるが、さまざまな実在の人物をモデルとする説が唱えられている。)の住居跡と伝えられ、現在は「現光寺」呼ばれ、境内に須磨の関跡碑があります。須磨の関跡の地としては、現光寺の地、関守稲荷神社、多井畑厄除八幡宮などと諸説があります。]
「11巻26・光源氏」
[挿絵の全体図。光源氏が須磨海岸で巳の日の祓いをしていると突然嵐に襲われる図である。挿絵には、「源氏君すまのうらへさすらへたまい、やよい上巳の日の祓したまうをりから、海のおもてくらくひかりみちて、神なりひらめき、かろうじてたどりかへりたまう。
しらざりし おお海ばらに ながれきて ひとかたにやは ものはかなしき
やおよろづ 神もあわれと 思うらん おかせるつみの それとなければ
光君」とある。 (「摂津名所図会・挿絵の旅、須磨の浦の巳の日の祓」より)]
綱敷天満宮参道前のカメラです。