マーカーは荒木自然斎塚です。
荒木自然斎塚
[伊丹市高台5丁目
旧北村の間道沿いに立つ,高さ62センチメートル,横26センチメートルの墓石です。自然居士の墓や庵(いおり)・井戸などが兵庫や京都・泉州など各地に伝えられていますが,自然が誰なのかはまだわかっていません。
江戸時代に刊行された『摂津名所図会(ずえ)』には,有岡城落城のときに殺された荒木村重の子自然(14歳)を憐れんで村人が建てたという説が紹介されています。 (「自然居士(じねんこじ)の墓 – 伊丹市」より)]
「摂津名所図会. [前,後編] / 秋里籬嶌 著述 ; 竹原春朝斎 図画」-「8巻26・荒木自然塚説明文(左ページ)」
[荒木自然塚(あらきじねんづか)伊丹坂辻村の北にあり。
天正七年荒木摂津守村重が伊丹城陥つる時、子息荒木自然年十四、京師において殺害せらる。人憐んでここに墓を立つる。塚上に古松三株あり。側に碑文を建つ。その文面、雲居寺の自然居士と謬れるなるべし。自然居士の塚は京師西九条福田寺にあり。旧蹟は泉州自然田村にあり。自然居士の弁は当州兵庫にあり。 (「荒木自然塚 – FC2」より)]
「8巻27・伊丹辻邑碑荒木自然斎塚」
[図会左ページ、人が二人歩いている道が西国街道で左端に和泉式部墓が描かれ、そこの坂道は伊丹坂になり、そこの右上方向に自然塚が描かれています。また、右ページの川に沿う道が多田街道で西国街道との交点が伊丹の辻で、そこに描かれる八幡宮・牛頭天皇は八坂神社で現在は廃社となって、跡碑が設置されています。]
カメラ北北西方向藪手前に荒木自然斎塚があると思います。
カメラ位置は伊丹坂です。(Google Map)
カメラ位置は伊丹の辻で、カメラ北方向に祠があり、その祠が辻の碑で、その左に八坂神社跡碑があります。(Google Map)