蛸の松跡

マーカーは蛸の松跡付近です。

歌川國員/画 鮹の松夜の景(wikipedia-photo)

[米市場に近い堂島川両岸には、各藩の蔵屋敷が建ち並びます。その前には各藩自慢の松が植えられ、なかでも、田蓑橋の架かる中之島、久留米藩の門前には、川に突き出すような枝振りが蛸の泳ぐ姿に比された黒松があり、「蛸の松」として評判でした。別の説として、特に、広島藩邸前の蛸の松、久留米藩邸前の鶴の松が有名であった。という説もあります。
 「蛸の松」は、もとは東隣の広島藩主・福島正則が植えたといわれ、続く浅野氏も扶持米10石を与えて維持したというほどの名松で、特に月の夕べ、雪の朝の眺めは激賞され、あらゆる人が水辺の絶景の第一として賞賛しました。
 明治以降は大阪市が肥料を与えて保護しましたが、明治後年に枯死しました。現在は田蓑橋の北詰西側に植え直され、傍に蛸の松の記念碑があります。  (「今週の今昔館(212) 鮹松 20200421」より)]

カメラ南南東方向に蛸の松碑があります。(Google Map)