西国街道の道標(よど、やなぎ谷)

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西国街道の道標(よど、やなぎ谷)
[友岡三丁目、淀と柳谷観音とを結ぶ道と西国街道との交点右手に道標がある。「右 やなき谷 左よど」「右ハ阿たこ すく やなぎ谷 左山さき」「すく よど」などと書かれている。柳谷観音と愛宕山を示す道標が多く、これらの信仰が強いのがうかがえる。  (「西国街道1京都~高槻 – 百街道一歩の道中記」より)]

[長岡京市友岡の道標
友岡 3 丁目の辻に道標がありました。地図で確認すると、西の方の府道 79 号線が「柳谷道」となっています。「阿たご」は、山城国丹波国の国境で京都市右京区の愛宕山山頂にある愛宕神社を案内しているものと思われます。この道標の前には、国登録有形文化財で江戸末期に建てられた中野家住宅があります。
● 銘文(正面・東)
 右面「右 やなぎ谷 /左 よど」
 正面「右ハ阿たご /春く やなぎ谷 /左 山さき」
 左面「右 よど /左 やなぎ谷」
 背面「春くよど 大坂万人講山城屋〇〇 /綿屋〇〇 /松屋〇〇」  (「―西国街道(5)― – 的形道標クラブ」より)]

西国街道(友岡)
[所在地 長岡京市友岡三丁目
位置座標(参考) 北緯 34 度 54 分 38.3 秒 東経 135 度 41 分 42.3 度(日本測地系)
寸 法 幅 25 cm × 高さ 61 cm
形 状 丸頭角柱
碑文

    (「長岡京市の道しるべ – 西国街道(友岡)整理番号  09」より)]

[道標に書かれているのは?
● 「進む方向や方角」
 東西南北のほか「すぐ」「春ぐ」「直」(いずれもまっすぐの意)、「右」「左」「中」「此方」や指差し手形。矢印などで方向を示しています。 「従是(これより)・・・」などと文字で表示されている場合もあります。
● 「目的地」
 目的地は場所名のほかに有名な神社仏閣や観光名所などがあります。寺院の場合はほとんどが山号のみで案内されています。書写山(圓教寺)、牛堂山(国分寺)、刀田山(鶴林寺)、法華山(一乗寺)などです。また、当時の漢字の使用方法は統一されておらず、判読するのは困難を伴います。例えば「飛免ぢ(姫路)」「者り満(播磨)」「楚祢能末川(曽根の松)」などと書かれています。目的地の一番下は多くの場合「道」や「遍(へ)」の文字がくずして書かれています。
 あて字については、「播磨名所巡覧図絵、巻之二」の「播磨国」の冒頭に次のような記述がありました。当時の漢字の使い方をよく表しています。「播磨、針間、幡磨、其外さまざまに書けども、皆、仔細有事なし。只、音訓(よみこえ)のあたるべき文字を以って、いかようとも書くは、日本の古風也」と。  (「―道標ってなに?― – 的形道標クラブ」より)]

西国街道の道標(よど、やなぎ谷) – Google Map 画像リンク

カメラ西北西方向角に西国街道の道標(よど、やなぎ谷)があります。