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浄住寺
[浄住寺(じょうじゅうじ)は、京都市西京区にある黄檗宗の寺院。山号は葉室山。本尊は如意輪観音。京都洛西観音霊場第三十番札所。810年に開創された嵯峨天皇の勅願寺。開山は慈覚大師円仁。当時は常住寺という名前だった。 1261年(弘長元年)公卿葉室定嗣が中興し、浄住寺と改められた。中興開山は西大寺の叡尊。 鎌倉将軍の帰依を得て隆盛したが、鎌倉時代末期の戦乱により1567年南朝側に焼かれ衰えた。1687年(貞享4年)葉室頼孝の開基、黄檗宗の僧鉄牛道機を中興開山として再興され、黄檗宗の寺院となった。
浄住寺山門・wikipedia-photo
(wikipedia・浄住寺より)]
[京都を彩る建物や庭園
推薦理由(抜粋)
元禄10年(1697)創建の本堂とその後方に位牌堂,開山堂,寿塔が並ぶ。一連の建物は,京都市内には数少ない黄檗宗を代表するもので,特に開山堂と寿塔は黄檗宗寺院の特色をよく残している。
認定番号
第83号
認定理由
浄住寺は,葉室中納言入道が弘長年間(1261~64)に西大寺の叡尊を迎えて真言律宗の寺院となり,その後,元禄2年(1689)に鉄牛和尚により伽藍を整備され黄檗宗に改められたと伝わる。境内には,東西に樹木が茂る参道がのび,続きに本堂,その後方中軸上に位牌堂,開山堂,寿塔が一列に並ぶ。また,本堂北側には方丈が建ち,その間には,西山のふもとの地形を利用した庭が配されている。本堂と寿塔は,元禄10年(1697),開山堂と位牌堂は,江戸時代中期の建立で,一連の建物は,京都市内には数少ない黄檗宗寺院を代表するものであり,なかでも開山堂と寿塔は黄檗宗の特色をよく残す重要な遺構となっている。 (「15.浄住寺 – 京都を彩る建物や庭園 京都市文化市民局」より)]
カメラ西方向が浄住寺参道です。
浄住寺本堂前のカメラです。