女転ばし坂碑(須雲川自然探勝歩道口)

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国立国会図書館デジタルコレクション – 東海道絵図」 – 「東海道絵図. 巻第三 小田原ヨリ三島マデ」(コマ番号7/14)
絵図右方向にスクロールすると、「此遍ん 女ころばしと云」と記述されています。

  
女転ばし坂
[須雲川集落の先に架かる須雲川橋手前左側に「女転ばし坂」と彫られた石柱がある。
 県道と石畳の道を行き来しながら、「割石坂」「大沢坂」を上ると畑宿の集落に着く。宿という名を付すが、正確には畑宿村。
この坂にはその名が示すとおり、「馬でこの坂を上ろうとした女性が急坂のあまり落馬して死亡した」という言い伝えがあることが寛文十二年(一六七二)の『須雲川村明細帳』に記載されている。当時の坂は現在、須雲川橋向こうの樹木の中に隠れ、歩くことはできない。   (「箱根宿2 – 関東地方整備局」より)]

[「鎖雲寺」の須雲川に架かる「須雲川橋」の手前左側に須雲川自然探勝歩道の入口がある。
 その入口手前に綺麗なトイレが完備しているのが嬉しい。
 ここから芦ノ湖まで、本格的な箱根旧街道の連続となり、入口に探勝歩道の地図が掲げられている。地図によると畑宿まで45分とあった。
 探勝歩道に入る所には、注意看板が立てられており、それには次の様に書かれていた。
”須雲川増水時のご注意”
 この先約五〇〇メートルの須雲川を渡るところは大雨のときや、川の水が増えている間は通れませんので県道を利用してください。
     神奈川県
注意看板の傍には、女転(ころ)し坂の石碑が建っていて、『女轉シ坂 登リ一町餘』と刻まれていた。
【五、女転し坂】
 箱根道の難所の一つであり急な坂道が長く、馬に乗った婦人がこの附近で落馬し死んでしまったことから「女転し坂」と言われるようになったようです。  (「旧東海道12回目(箱根東坂)」より)]

須雲川自然探勝歩道 – Google Map 画像リンク

カメラ西南西方向に女転坂碑があります。カメラ初期設定方向は須雲川自然探勝歩道で、旧東海道の女転坂は須雲川橋方向の樹林の中にあったということです。

女転坂碑(Google Map 画像)