題目坂

マーカーは題目坂です。


  
国立国会図書館デジタルコレクション – 東海道絵図」 – 「東海道絵図. 巻第三 小田原ヨリ三島マデ」(コマ番号13/14)
絵図右スクロールすると「七面大明神」、その左に「一乃山」と記述されています。「一乃山」が「市の山新田」と思われますので、「一乃山」の右が題目坂になると思います。

  
旧東海道(箱根旧街道) 題目坂
[題目坂(法華坂)
  市山新田の三島市立坂幼稚園の横が旧東海道である。この急坂を題目坂(法華坂)という。
  道標には「右題目坂・三島宿」とある。石碑には「七面堂」と、東海道中膝栗毛の弥次郎兵衛の狂歌、
  「 あしかがの ぶしょうのたてし なにめでて しちめんどうと いふべかりける 」と刻まれている。
  原作では、「 法花寺といふてらに、あしかがぶしやうの、こんりゅうありし七めん堂あり。弥次郎兵へはるかにこれをふしおがみて 」の後に、前記の狂歌が載っている。 武将に不精を、七面堂に七面倒をかけている。
七面堂碑
  なお、七面堂とは日蓮宗の護神七面大明神を安置する堂のことである。また膝栗毛にある法花寺は日蓮宗の妙法華寺(俗称玉沢寺)のことである。
  題目坂の途中右手にも真新しい七面堂碑がある。足利尊氏建立の七面堂を記念したもの。
  東海道名所図会には「 市の山・法華坂、ここに七面祠(ほこら)・法華題目堂あり 」と記載されているところだ。  (「笹原新田~初音ヶ原・錦田一里塚/Hitosh – 街道写真紀行」より)]

[下案内板画像最後に「ここ題目坂は、玉沢妙法華寺への道程を示す題目石から名付けられたと言われている。題目石は、現在法善寺に移されている。」と記述されています。] 

箱根旧街道石畳 題目坂案内板(Google Map 画像)

旧東海道(箱根旧街道) 題目坂 – Google Map 画像リンク

カメラ西方向右坂が題目坂です。

題目坂(Google Map 画像)

カメラ南東方向階段が題目坂です。