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五海道其外分間延絵図並見取絵図(出典:国立博物館所蔵品統合検索システム)
平戸村図(拡大元画像・絵図東海道中央、「字境木立場」と記述されています。)
境木立場跡
[立場は人足や馬子の休息所でしたが、旅人が多くなるにつれて茶屋も営むようになりました。
立場茶屋は宿場間の距離が長い所や山坂の難所などがある場合に置かれたといわれています。保土ヶ谷宿と戸塚宿の間には権太坂、焼餅坂、品濃坂などの難所があり、そのため、境木と上柏尾村にそれぞれ立場茶屋がおかれていたといいます。
境木地蔵堂近くにある若林家が当時の立場茶屋で、ここでは牡丹餅が売られ、境木の名物でした。
なお、境木は、茶屋で休む旅人など当時の賑やかな様子が『江戸名所図会』に描かれています。 (「ほどがや散策ガイド – 横浜市」より)]
「江戸名所図会. 巻之1-7 / 斎藤長秋 編輯 ; 長谷川雪旦 画図 」・「境木」(6-12)
境木(拡大図)
[図会左ページに地蔵が描かれています。]
[境木(さかいぎ)について江戸名所図会の本文では「立場(たてば)にして道より右に武蔵相模の国界(くにさかい)の傍示(ぼうじ)を建るが故にこの称(しょう)あり。此の地牡丹餅(ぼたんもち)を名産とす。これを製する店両三家あり」と書かれており、絵にもその一部の文が書かれています。 (「歴史散歩 江戸名所図会 巻之ニ 第六冊」より)]
『東海道五十三次(狂歌入東海道)保土ヶ谷 境木立場』 「諺の まハるもはやき 双六や いそげばいそぐ 程がやのえき 遊鶴亭千代子」 (Wikimedia Commons)
『五十三次名所図会 五 程ケ谷』境木立場 鎌倉山遠望 (Wikimedia Commons)
カメラ南東方向に境木立場跡案内板があります。また、カメラ北方向が若林家です。