[道音坂は、西ヶ原4-29-1地先から滝野川1-32-6地先まで続く坂道で、旧西ヶ原・滝野川の村境に沿った坂道でした。明治時代の『東京府村誌』い「坂名ハ道音塚アルニ由ル」とあり、江戸時代の地誌には西ヶ原村内「滝野川地ニアリ」と塚について記されています。道は浅草道と呼ばれ、本郷と上野の二つの台地を結ぶ道で、中世は鎌倉街道だったと伝えられる古道です。 (「北区の坂道道音(どういん)坂|東京都北区 」より)]
「国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 巣鴨絵図」(絵図四つ切左下・左岩屋弁天道の十字路付近に道音坂があることになると思います。)
「国立国会図書館デジタルコレクション – 御府内場末往還其外沿革圖書. [40]貮拾壹貞」(コマ番号5/13・絵図四つ切左下、西ヶ原村の三差路交点付近が道音坂と思います。右下方向に進むと、西ヶ原村、巣鴨村と滝野川村の境界地になります。巣鴨村と滝野川村境界を滝野川に下る道が鎌倉街道と伝えられている古道になると思います。)
マーカーは道音坂の坂上です。
道音坂上・カメラ東南東方向が道音坂で、坂右に道音坂の標柱があります。
道音坂下・カメラ南西方向が道音坂で、T字交差を右に上ります。