[池上一丁目11番先、本門寺の経蔵の裏、六層になった石段坂があります。これが大坊(だいぼう)坂で、ここでいう大坊とは、本行寺という本門寺の子院の一つであり、坂名もそれにちなむものです。この大坊、すなわち本行寺はもとこの地の領主、池上宗仲(いけがみむねなか)の屋敷でした。池上宗仲は日蓮を崇信し、日蓮の死後その屋敷を寄進し、日蓮門下六老僧の一人、日朗の弟子である日澄(にっちょう)を開山僧として大坊を起こしました。この大坊坂を上る第三の踊り場から左に下る石段の先に朱塗りの宝塔があります。都の指定文化財で、またこの場所は日蓮を荼毘(だび)に付した所でもあります。 (「大田区ホームページ:大坊坂」より)]
多宝塔前に大坊坂が描かれています。
「江戸名所図会. 巻之1-7 / 斎藤長秋 編輯 ; 長谷川雪旦 画図」・「本門寺其三」(4-50)[左ページに大坊坂が描かれています。]
マーカーは大坊坂の坂上です。
大坊坂上・カメラ西方向が大坊坂で、坂左に標柱があります。
大坊坂下・カメラ東方向が大坊坂で、坂左に標柱があります。