昌平坂

[外神田二丁目2番地西と湯島聖堂との間、千代田区文京区の境界線上にある坂です。昌平の名は、湯島聖堂に祀ってある孔子の生まれた中国の国の昌平郷にちなんでつけられました。別名の団子坂は、急坂で団子のように転ぶということから、住民が呼んだ名だということです。湯島聖堂南側の神田川沿いの坂も昔は昌平坂と呼ばれていましたが、今は相生坂と呼ばれています。やはり文京区との境界線上の坂です。  (「昌平坂〔しょうへいざか〕 – 千代田区観光協会」より)]

[湯島聖堂と、東京医科歯科大学のある一帯は、聖堂を中心とした江戸時代の儒学の本山ともいうべき「昌平坂学問所(昌平黌)」の敷地であった。
 そこで学問所周辺の三つの坂を、ひとしく「昌平坂」と読んだ。この坂もその一つで、昌平黌を今に伝える坂の名である。
 元禄7年(1694)9月、ここを訪ねた桂昌院(五代将軍徳川綱吉の生母)は、その時のことを次の和歌に詠んでいる。
   万世の秋もかぎらしもろともに
            もうでて祈る道ぞかしこし
設置者: 文京区教育委員会
設置日: 平成5年3月  (「昌平坂(文京区湯島) – 東京23区の坂道」より)]

国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 本郷湯島絵図」(絵図左下に聖堂が描かれています。聖堂下の道が昌平坂になります。)

国際日本文化研究センター – (内題)東京府武蔵国神田区駿河台及本郷区湯嶋近傍(五千分一東京図測量原図のうち)(明治16・1883年)」(地図中央・東京師範学校が昌平坂学問所跡で、図書館の右の道が現在の相生坂になります。)

/江戸坂見聞録/昌平坂」、「東都名所坂つくしの内 昌平坂御茶ノ水

マーカーは昌平坂の坂上です。

昌平坂 – Google Map 画像リンク

昌平坂上・カメラ南南西方向が昌平坂です。

昌平坂・カメラ西南西方向に昌平坂の標識板があります。

昌平坂下・カメラ位置は昌平坂下で、カメラ北北西方向石垣角に石碑があります。

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