安鎮坂

[安鎮坂(あんちんざか、安珍坂)は、東京都港区新宿区の境界になっている赤坂御用地の北側に沿った都道にある坂道である。多くの別名があり、「ごんたざか(権太坂、権田坂)」、「ごんたわらざか(権田原坂、権太原坂)」、「しなのざか(信濃坂)」などとも呼ばれる。
港区赤坂青山権田原町明治記念館赤坂御所(青山御所)との間を鮫が橋に下る坂である。
坂上は権田原(ごんだわら)交差点で外苑東通りと交差する。坂の左手には明治記念館が、右手には赤坂御用地で東宮御所がある。北東方向に下ってゆくと左手に東京都神社庁やみなみもと町公園があり鮫河橋坂(さめかわはしざか)につながる。坂下の南元町公園辺りは低い湿地で、かつては沼から鮫川が東南の赤坂溜池に流れていた。湿地は江戸時代に外堀工事の残土で埋め立てられ、町屋となった。安鎮坂の名は、かつて坂の前にあった安藤左兵ヱの屋敷内に安鎮大権現の社があったことに由来し、後に安珍坂と書くようになったものである。別名の権田原坂は付近に屋敷のあった権田氏、あるいは権田原僧都の碑にちなむなど諸説ある。この地は昔、幕府代官・権田隼人なる者の屋敷地だったとも、あるいは権田丈之助、権田小三郎とその組下の組屋敷だったともいわれる。坂の両側は栃ノ木の並木になっている。また、赤坂御用地の樹木などもあり都心では希な緑の多い静かなたたずまいである。  (wikipedia・安鎮坂より)]

[付近に安鎮(珍)大権現の小社があったので坂の名になった。武士の名からできた付近の地名によって権田原坂ともいう。
  設置者: 港 区
  設置日: 平成十二年七月  (「安鎮坂(港区元赤坂/新宿区南元町)」より)]

国立国会図書館デジタルコレクション – 〔江戸切絵図〕. 四ツ谷絵図」(絵図四つ切右上・紀伊殿上屋敷下、妙行寺右に鮫河橋坂が描かれています。)

国際日本文化研究センター -(内題)東京府武蔵国赤坂区青山北町近傍(五千分一東京図測量原図のうち)(明治17・1884年)」(地図四つ切右上・元鮫河橋町右の道が安鎮坂になります。)

マーカーは安鎮坂の坂上です。

安鎮坂 – Google Map 画像リンク

安鎮坂上・カメラ北東方向が安鎮坂で、カメラ方向左に安鎮坂の標識があります。

安鎮坂下・カメラ南西方向が安鎮坂です。

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