[小田急線/東京メトロ千代田線の代々木上原駅の東側を小田急線の高架下をくぐりながら南に上る坂道です。
東京都渋谷区立白根記念郷土記念館『渋谷の坂』(昭和60年)には、
『上原1丁目21番あたりの高台から、ほぼ北に向かって下り、小田急線の踏切を越えるかなり急傾斜の坂道である。地元の吉田国太郎氏の談によると、いま坂の両側は上原銀座商店街としてにぎわっているが、むかしは暗くてさみしい坂道だったという。昭和の初期にこの坂道が改修されたが、当時代々木上原町の町会長をつとめていた粟野政之亮氏が有志と図ってこの坂を旭坂と呼ぶことにしたという。改修された坂道に朝日が射すことから名づけたらしいが、坂名の表記には朝日と同音同義の旭の文字をあてた。』
とあります。坂道の標識はありません。 (「渋谷区旭坂 」より)]
「今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷 謙二(人文地理学研究室) – 首都圏編」で明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。1896~1909年地図・「代々木本村」下の二本の道の左側が旭坂と思われます。
マーカーは旭坂の坂上です。
旭坂上(坂両側は上原銀座商店街)・カメラ北北西方向が旭坂です。
旭坂中
旭坂下・カメラ南南東方向が旭坂です。