[目黒不動(瀧泉寺)の裏山の辻に、甘藷先生(青木昆陽)の墓所を示す道標が立っている。そこから、同寺の仁王門に向かって、S字状に下る坂道がある。三折(みおり)坂といい、左手の背丈ほどに積まれた石がきの上には、ササやクヌギがうっそうと生い茂り、右手には住宅が建ち並ぶ、心なしか落ち着きのある道である。坂を下ると、右側のマンション前に、わき水が出ている。縁日や10月の甘藷祭りともなると大勢の参拝客でにぎわう。 (「目黒の坂 三折坂(みおりざか) 目黒区」より)]
[三折坂(みおりざか)
三つに折れ曲った形状から三折坂と呼ばれるようになった。また、目黒不動への参詣者がこの坂をおりていくので、「御降坂」とよんだともいわれる。 (「三折坂(みおりざか) – Monumento(モニュメント)」より)]
「簿冊標題:江戸御場絵図(文化2(1805)年)」(絵図は南方向が上になっていますので、反転して北方向を上にすると見やすくなります。反転絵図中央右方向・「下目黒」右下に目黒不動龍泉寺が描かれています。その左の道が三折坂になると思われます。)
マーカーは三折坂の坂上です。
三折坂上・カメラ南方向が三折坂です。
三折坂下・カメラ北方向が三折坂で、坂左に三折坂の標柱があります。