[岡本公園から西に200mほど進む。 この辺りの丸子川(六郷用水)にはハヤなども泳ぎ自然の豊かな流れを作っている。 橋はたくさん架かっているがどれも個人宅へ入る橋ばかりである。 岡本民家園より西で初めて公道の橋になるのが堂ヶ谷戸橋。 丸子川親水公園になっている橋から、急坂の堂ヶ谷戸坂が上る。
ここから東名高速までの間の国分寺崖線の坂道はどれもいい坂道である。 しかし谷戸川出合より上流で、江戸時代からあったのはこの堂ヶ谷戸坂と八幡女坂のみだった。 古老の話では、この坂は狐が出るということでキツネ坂とも呼ばれたという。狐火を見たり、化かされたりした話が残っている。 (「堂ヶ谷戸坂(岡本): ぼのぼのぶろぐ」より)]
「国立公文書館デジタルアーカイブ – 江戸御場絵図」[江戸御場絵図表示は南北逆になっていますので、反転表示すると見やすくなります。反転表示した絵図四つ切左下「岡本」の左下方向に字堂谷橋が描かれています。その上道が堂ヶ谷戸坂と思われます。]
「今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷 謙二(人文地理学研究室) – 首都圏編」で明治期以降の新旧の地形図を切り替えながら表示することができます。1896~1909年地図の鎌田右方向、六郷用水から上り、変則十字路に至る道が堂ヶ谷戸坂になります。
マーカーは堂ヶ谷戸坂の坂上です。
堂ヶ谷戸坂上・カメラ南南西方向が堂ヶ谷戸坂です。
堂ヶ谷戸坂下・カメラ位置は堂ヶ谷戸橋で、カメラ北北東方向が堂ヶ谷戸坂です。