[胸突坂(むなつきざか)は、東京都文京区目白台一丁目にある坂。愛称はムナツキ。神田川から目白台に上るための坂である。周囲には新江戸川公園、椿山荘、永青文庫、関口芭蕉庵等が位置する。 階段とスロープによって成り立っている。かなり急であるため、距離は短いにもかかわらず休憩所が設けられている。自転車も通れるが乗ったまま下るのはきわめて危険である。上りきると和敬塾がある。胸突坂・wikipedia-photo (wikipedia・胸突坂より)]
[目白通りから、椿山荘と和敬塾の間を神田川に向かって下る急な坂です。神田川にかかる駒塚橋から見ると、左手の水神社の白い鳥井と、右手の関口芭蕉庵の塀に挟まれた細い道が、生い茂る木々の間を上っていくのが見えます。途中にちょっとした休憩スペースがあったり、坂を上る途中に永青文庫や蕉雨園があったりと、変化と風情に富む飽きない景色を持った坂道です。 (「文京区 胸突坂(むなつきざか)」より)]
[目白通りから蕉雨園(もと田中光顕旧邸)と永清文庫(旧細川下屋敷跡)の間を神田川の駒塚橋に下る急な坂である。坂下の西には水神社(神田上水の守護神)があるので、別名「水神坂」ともいわれる、東は関口芭蕉庵である。坂がけわしく、自分の胸を突くようにしなければ上れないことから、急な坂には江戸の人がよくつけた名前である。ぬかるんだ雨の日や凍りついた冬の日に上り下りした往時の人びとの苦労がしのばれる。
設置者: 文京区教育委員会
設置日: 平成10年3月 (「胸突坂(文京区目白台)」より)]
「東京都立図書館 – 雜司ヶ谷音羽辺図」(絵図下中央右方向・細川ヤシキ右にム子ツキと描かれています。)
「国際日本文化研究センター – (内題)東京府武蔵国北豊嶋郡高田村近傍(五千分一東京図測量原図のうち)(明治16・1883年)」(地図中央右・南豊嶋郡、江戸川上に胸附坂と記述されています。)
マーカーは胸突坂の坂上です。
胸突坂上・カメラ南西方向が胸突坂です。、その向こうが永青文庫です。
胸突坂下・カメラ北方向が胸突坂で、坂口右塀際に案内板、塀内が芭蕉庵で、坂左に水神社があります。