北坂

[以前は立山墓地の脇を通る狭い坂を指していたようだが,現在は根津美術館脇の坂を北坂とよんでいる。石川悌二「江戸東京坂道事典」にも,「根岸美術館の東脇を西麻布2丁目へ下る坂。もと青山南町5丁目の通称長者丸というへんから墓地脇をと抜けて笄町へ到る坂路であった。」と書かれている。
 北坂は笄坂の北にある坂の意味である。(「東京の坂風情」より)  (「profile/北坂」より)]

彷徨える北坂 – MADCONNECTION

東京市拾五区区分全図 第七 麻布区全図 – 特別区協議会」(地図四つ切左上に長谷寺が描かれ、表門道は東向き、裏門道が南向きに描かれ、長谷寺西側の赤坂区との境界線が高木家下屋敷跡の境界になると思います。)

東京市拾五区区分全図 第六 赤坂区全図 – 特別区協議会」(地図中央左端に青山高樹町が描かれています。そこが丹南藩高木家下屋敷跡になり、そこの右端の境界線が現在の北坂にあたり、この時点では道路はまだありません。この時の北坂は、その右方向立山墓地左の道が石川悌二「江戸東京坂道事典」による北坂になると思います。そこの坂下には青山の庚申塔があります。)

マーカーは、北坂の坂上です。

北坂上・カメラ南東方向が北坂で、坂右側が根津美術館です。

北坂下・カメラ西方向が北坂です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*